2回目の車検

自家用デミオが2度目の車検から帰ってきた。車検証がB6版と小型になり、ICチップ内蔵になった。詳細を一覧したい時のためにA4サイズの添付書類がついている。検査証のステッカーは助手席側の窓ガラスから運転席側に引越ししている。検査時期を逸することがないよう、運転手の目に入りやすい位置に貼ることになったそうだ。洗車もしてもらい、きれいになった。エンジンの回転が軽い。

検査期間中、代車を借りていた。ひとクラス上級でより大型なエンジンがついている。室内が広く、快適装備も充実している。ハンドルにヒーターが入っているのは、この時期大変ありがたい。遮音性が高くドアを閉めれば外音から隔絶された空間になる。バイオリンやピアノなどの曲がよく聞こえる。
自分の車よりエンジンは強力なはずなのに加速感に乏しいのは、オートマチックトランスミッションと車両重量のせいと思われる。車検証を見ると1.8トンを超えている。しかし一旦加速すれば、しずしずと、滑るように走っていく。まったく高級車だ。

検査が終わった自分の小型車に乗り換えると、ホッとする。1トン少々の車体をマニュアルミッションで操作できる国産車は、今や絶滅危惧種である。ターボディーゼルのトルクを活かしてずぼらに走ることもできるし、高回転域の気持ちよさを引き出しながら軽いスポーツ走行も可能である。鍵を手渡しながらサービス担当者が、自分もこのモデルが気になっているということを言われた。ひとしきり、車の話で盛り上がる。
せっかくの営業トークではあるが、当面買い換えることはない。

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