100均のスマホ保護ガラス

保護フィルム派と,保護ガラス派がいるのだとしたら,自分は値段の理由でずっと前者だった.たまたま立ち寄った100円ショップで,スマホ用の保護「ガラス」が100円で販売されていた.しかも目に有害なブルーライトをカットしてくれるそうだ.100円なら眉唾でもいいかと,購入してみた.

# ブルーライトとは
波長が380から500ナノメートルの青い光で,可視光線の中でも波長が短く,強いエネルギーを持っており,角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達する.網膜に到達する光の中で最も紫外線に近く,強いエネルギーを持つ光がブルーライト.この波長の光だけを透過させないことで,目を保護してくれるのがブルーライトカットガラスということになる.
ブルーライト研究会

# 9Hの硬度は上から2番目,ダイヤモンドの下
パッケージを見ると,硬度はほかの高額商品でも見られる9Hが謳われている.ガラスの厚さもほかの商品と遜色ない0.33mmである.手持ちのiPhone 6S Plusに装着してみると,白いベゼルのところがほんのり青みがかっている.フィルムタイプの保護シートに比べると厚みがあり,かつラウンドエッジ加工されているので,外光が入ると縁の部分が目立つこともある.しかし液晶の部分はクリアに,くっきりと見える.使い始めて1週間,今のところガラス面に傷もついていない.

# ブルーライトをカットするガラスのコスト
ネットで調べるくらいでは,製造コストまではわからなかった.100円ショップで販売してそれなりに利益が出るのだから100円以下で製造されているのだろう.だとすると,一般の家電量販店で販売されている高額な商品はどこがちがうのだろう?一般の家電量販店で販売されている商品は,いくら利益が乗せられているのだろう. クリーナーが省略されていたり,パッケージが簡素だったりするけれど,ガラスだけがほしい人には100円ショップの商品で十分な気がしている.
100円ショップでも,ブルーライトをカットするタイプのものと標準タイプのものが同じ値段で売られている.

Apple iPhone 6s Plus
iPhone 6s Plus back camera 4.15mm f/2.2

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