iPhone 6s Plusを旅カメラにする

旅カメラを何にするかは10年来の悩みである。本体の他、重量級のレンズを2、3本持ち歩くのが全く気にならなかった頃にはこんな日が来るとは思わなかったくらい、最近では易きに流れる傾向がある。Panasonicの超コンパクトミラーレスカメラ、GM-1ですらカバンに入れるのをためらうようになってきている。もう写真家になる夢は諦めるしかないな、と思う反面、「いやいや、達人は道具を選ばないのだ」と自分を説得して、iPhone6S Plusだけで歩いてみる。
今回は出張だから、記録目的の写真が多いわけで、そうした用途ではスマホの機動性とネットとの親和性に叶うものはない。

iPhone 6Sで撮影
iPhone 6Sで編集(Snapseedというアプリ)
Flickrに直行アップロード

というフローが実にシームレスに行える。光がたくさん捕まえられる環境であれば、これに叶うカメラはないのではないかというのが、最近の感想だ。
一眼レフ、ミラーレス、高級コンパクト、の技術的ブレークスルーがほとんどなくなった、ということも影響しているかも知れない。オリンパスのPEN-F以外に欲しいカメラは今の所ない。それだって、デザインの目新しさのためだけに10数万円は高すぎる、というくらいの感覚は保っている。

iPhone 6S Plusで気になる風景をとにかく撮影しておいて、飛行機の待ち時間にいらないショットを削除したり、編集したりしておく。wifiに繋がったらアップロードしてしまえば、このブログに使う準備も整っているわけだし、便利なことこの上ない。
普通のカメラに戻れなそうで、怖い。

Apple iPhone 6s Plus
iPhone 6s Plus back camera 4.15mm f/2.2

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